Moeppy 開発用資料


テーマの作成については、Moeppyぷろじぇくとカラー部会をご覧ください。

dir2pet(ディレクトリ PET 化コマンド)の使い方

dir2pet は、特定のディレクトリ(Linux ではフォルダのことをこう呼びます。)を PETファイル化する Puppy Linux 独特のコマンドです。
語源は、directory to pet、すなわち「ディレクトリをpetへ」だと思われます。
dir2pet で作成した PET ファイルを実行すると、新しいディレクトリやファイルが追加されたり、すでに同盟のファイルがある場合はファイルが置き換えられたりします。

たとえばホームディレクトリにある Hogehoge-1 というディレクトリを PET 化するには、次のようにします。
$ dir2pet Hogehoge-1
そうすると、最終的に Hogehoge-1.pet というファイルが作成されます。

PET 化したいディレクトリの構成について

PET 化したいディレクトリの構成は、そのディレクトリを頂点(=ルートディレクトリ)にして、Puppy Linux のディレクトリ構成と同じにします。

たとえば、ホームディレクトリに mogamoga.txt というファイルを追加するだけの Hogehoge-1.pet を作りたい場合は、次のようなディレクトリ構造にします。
Hogehoge-1 > root > mogamoga.txt

また、ホームディレクトリに kerokero というディレクトリを作成してその中に mogamoga.txt というファイルを追加する Hogehoge-2.pet を作りたい場合は、次のようなディレクトリ構造にします。
Hogehoge-2 > root > kerokero > mogamoga.txt

これらのように、必要なディレクトリだけ作ればよいです。

ディレクトリの命名について

PET 化したいディレクトリは、名前+バージョンにしておくと dir2pet が自動的に判断してくれるので楽です。
Hogehoge-1
Moeppy-Themes-2-3-2


dir2pet コマンドの実行

dire2pet の後にPET 化したいディレクトリを指定するだけです。
たとえばホームディレクトリにある Moeppy-Themes-2-3-2 というディレクトリを PET 化する場合は
$ dir2pet Moeppy-Themes-2-3-2

ホームディレクトリの work ディレクトリ内にある Meppy-Themes-2-3-2 というディレクトリを PET 化する場合は
$ dir2pet work/Moeppy-Themes-2-3-2
または
$ cd work
$ dir2pet Moeppy-Themes-2-3-2


途中で何度か何か英語で聞いてきます。一応読んで enter を押していくと次のようなウィンドウが出ます。
moed2p.jpg
とりあえず、次の項目を確認しておけば十分でしょう。なお、* が付いている項目は必須です。
Name-only 自動生成するので確認(バージョンを取ったファイル名)
Version ファイル名から自動的にバージョンを判断してくれるので確認
Category Desktop を選ぶ
Full package name 自動生成するので一応確認(ファイル名+.pet)
Description(任意) PETファイルの説明文

確認したら、Generate package database entry ボタンを押します。

注意事項

dir2pet で作成した PET ファイルを実行すると既存の同名のファイルは問答無用で上書きされますが、Puppy パッケージマネージャを使ってアンインストールすれば、上書きされたファイルも戻るようです。どのような状況でも完全に戻るかはわかりませんが。

Moeppy-Theme-2-4-3.pet の構造

Moeppy-Theme-2-4-4.pet の構造は次のようになっています。pet2tgz コマンドで解凍できます。独自カスタマイズしたい場合は、参考にしてください。
なお、先頭に . が付いているのは隠しファイルです。rox filer の目玉ボタンを押すと表示されます。
ファイル名に hogehoge があるのは、実際には複数のファイルで、カラー名はアイコン名などが入ります。
Moeppy-Themes-2-3-2(適用されると /(ルートディレクトリとみなされる。)
 |ー root(Puppy Linux のホームディレクトリ)
 | |ー .icons
 | | |ー rox-toolbar
 | |   |ー moe(rox filer で使うボタン画像用フォルダ)
 | |     |ー gtk-refresh.png(再読込ボタン)
 | |     |ー hideden.png(隠しファイル表示、非表示ボタン)
 | |     |ー home.png(ホームフォルダボタン)
 | |
 | |ー .jwm
 | | |ー themes
 | | |ー Moeppy-hogehoge-colors(Moeppy テーマカラー設定ファイル)
 | | |ー Moeppy-hogehoge-jwmrc(Moeppy テーマ設定ファイル)
 | | |ー Meppy-hogehoge-tray.png(Moeppy テーマ見本画像)
 | | |ー Moeppy-hogehoge-window.png(Moeppy テーマ見本画像)
 | |
 | |ー Moeppy-files
 | | |ー Moeppy で使っている画像等いろいろ
 | |
 | |ー spot
 | | |ー .DirIcon(スポットの画像設定ファイル)
 | | |ー spot.png(スポットの画像)
 | |
 | |ー .gtkrc-2.0.mine(.gktrc.mine のリンク)
 | |
 | |ー .gktrc.mine(rox filer で目玉ボタン等を置き換えるための設定を記述)
 |
 |ーusr
   |ー local
   | |ー lib
   | | |ー X11
   | |   |ー mini-icons(下部のトレイ(パネル)のアイコン集)
   | |     | |ー mini-hogehoge.xpm(アイコン用画像ファイル)
   | |     |
   | |     |ー themes
   | |       |ー Moeppy-Pink-Icons(デスクトップのアイコン集)
   | |         |ー アイコン用画像(.png ファイル)
   | |
   | |ーJwmdesk
   |   |ー jwm_button_themes
   |       |ー Moeppy(ウィンドウのボタン(閉じる、最大化、最小化等))
   |         |ー ボタン画像(.svg ファイル)
   |
   |ー share
     |ー pixmaps
     | |ー puppy
     |   |ー puppy.svg(もえっぴたん画像 .svg ファイル)
     |
     |ー themes
       |ー Moeppy-hogehoge-Theme
         |ー gtk-2.0
           |ー 各テーマの部品画像(.png ファイル)


Pet から圧縮アーカイブファイルに変換する。

pet2tgz コマンドを使えば、 Pet ファイルから圧縮アーカイブに変換できます。
使用例
# pet2tgz hogehoge.pet
(最初の # は入力しません。)

あとは、普通に展開すれば、通常のフォルダとなります。

参考サイト

PET パッケージ作成に関するより詳しい説明は
さらに独自の .iso を作りたいときには

  • 最終更新:2015-11-23 08:29:42

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