FluxBoxウィンドウマネージャを萌え化

star-moe-desktop.jpg
(Star というかなりマイナーなOSに Moe-Redスタイルを適用してみました。)

萌え萌えmoebuntuでも紹介されました!

FluxBox は軽量志向のOSで使われていたりするウィンドウマネージャです。
見た目の派手さや今どきの便利機能はありませんが、設定ファイル(テキスト)を書き換えることで自分に使いやすいように細かくカスタマイズできます(率直に言って、何でもクリックで済ませたい人には向いていません。)。

なお、FluxBoxはあくまでウィンドウマネージャで統合デスクトップ環境ではないので、アプリケーションを開いた時の見栄えや壁紙の設定方法などは、お使いの環境によって違ってきます(簡単な場合もあれば、ひと工夫必要な場合もあります。)。




ウインドウマネージャの萌え化

  • ファイルマネージャを開き、Ctrl+h で隠しファイルが見られるようにすると、.fluxbox というフォルダがあるはずなので、その中に styles というフォルダを作ります。


  • Moe-styles というフォルダができるので、その中にある「Moe-」及び「MoeCandy-」で始まるフォルダ(9色×2種類=18のフォルダがあります。)を .fluxbox/styles にコピーします。

  • デスクトップ上で右クリックして表示されるメニューを辿って行く(例えば、FluxBox > Styles など)と、FluxBoxのstyleが選べるはずなので、お好みのstyleを選びます。(Moeスタイルが表示されない場合は、ログインしなおしてみてください。それでも、表示されない場合は、管理者権限で「Moe-」及び「MoeCandy-」で始まるフォルダを、/usr/share/fluxbox/styles にコピーしてみてください。)

  • 一部の表示が変更されないままなので、Restart FluxBox でFluxBoxを再起動します。Restart FluxBox
がない場合は、ログインし直します。

適用例1
Moestandard.jpg

適用例2
Moecandy.jpg
なお、2つとも擬似透過処理されてます。

擬似透過の仕方

Fluxbox では背景を擬似的に透過させることができます。

  • メニューを辿って行くと、擬似透過設定メニューが出てきますので、「Force Psuedo-Transparency」を有効にします。
(例:Fluxbox > Fluxbox menu > Transparency > Force Psuedo-Transparency)
#image(fb_tranparency.jpg

  • Force Psuedo Transparency の下にウィンドウやメニューのアルファ値(この場合透過度のこと)があるので、適当に調整します。
    • 左クリックで-ルファ値が下がる(より透明になる。)
    • 右クリックでアルファ値が上がる(より不透明になる。)

  • ツールバー上の「Workspace 1(他の数字のこともあります)」の上でクリックして、「Alpha」の値を同様に調節します。
fb_toolbar_transparency.jpg

なお、conky を透過させるためなどで、本格的な透過処理を行いたい場合は、xcompmgr を別途インストールする必要があるようです。
ただし、xcompmgr を適用すると、今度は、Fluxbox にツールバーの見栄えがおかしくなることがあります。その場合、FluxBox のツールバーを非表示にして、他のウィンドウマネージャのツールバーで代用する手段もありますが、そうやっていくうちに Fluxbox を使っている意味がわからなくなってきます。
軽量化の追求と見栄えの追求は相容れないところがあるので、どこかで妥協が必要です。




ウィンドウ(内部)の萌え化


  • ホームフォルダに .themes というフォルダを作成し、Moe-**** をフォルダーごと .themes にコピーします。あるいは、管理者権限で /usr/share/themes にコピーします。


  • 管理者権限で /usr/share/icons に MoePinkIcons をフォルダごとコピーします。

  • 端末から lxappearance と入力すると、設定ウインドウが開いてテーマやアイコンなど見栄えの変更ができます。
thema.jpg
(これと同じようなウィンドウが開きます。)

なお、lxappearance がない場合は、インストールします。
例:debian、ubuntu系なら
$ sudo apt-get install lxappearance

  • しょっちゅう変更する場合は、ホームフォルダの .fluxbox/menu の適当な行に次の1行を追記すると FluxBox のメニューから呼び出せます。
[exec] (Appearance) {lxappearance}
(ディストリビューションによっては、はじめからメニューに入っている場合もあります。)


壁紙の設定方法

いろいろ調べたら、nitrogen というわかりやすく壁紙の設定ができるアプリがありました。ただし、ログイン時から壁紙を表示できるようにするには、設定ファイルを自分で編集する必要があります。

  • nitrogen をインストールする
debian、ubuntu 系なら
$ sudo apt-get install nitrogen

  • nitrogen の基本的な使い方
例えば、images/wallpapers に画像ファイルを保存してある場合には端末から
$ nitrogen images/wallpapers
と打つと次のように、グラフィカルに壁紙が選べます。
fb-nitrogen.jpg

  • ログイン時から壁紙を表示する
次にログインした時にも同じ壁紙を表示したいときには、FluxBox の起動時に nitrogen も起動するように設定します。
ホームフォルダの .fluxbox/startup 先頭の「#!/bin/sh」より下で、最後の方の「wait $fbpid」の上の行に次の1行を追記します。(よくわからなければ、2行目に追記しても構いません。あまり上に記述すると、その後の他の設定で打ち消されてしまうことがあります。)
(なお、.fluxbox は隠しフォルダです。ファイルマネージャで見られない時は、 Ctrl + H を押してみてください。)
nitrogen --restore
(--restore は、最後に保存した設定で再表示するオプションです。--は2つなので気をつけてください。)

nitrogen を FluxBox のメニューに登録する

私もそうですが、壁紙を変えるのに端末を開くのは面倒だと感じる方も多いと思います。
FluxBox の右クリックで表示されるメニューに登録できたら楽なのにと思いませんか?(思いますよね!)
というわけで、メニューに登録してみましょう。

ホームフォルダの .fluxbox/menu の適当な行に次の1行を追記します。
[exec] (Wallpapers) {nitrogen images/wallpapers}
[exec] は実行ファイルの登録を意味します。
(Wallpapers) は、メニューに表示される名前です。自由に名前(たとえば「壁紙」)を設定できます。
{nitrogen ~/images/swllpapers} 実際に実行されるコマンドの内容です。端末に入力するのと同じ様に記述します。
fb-moe-wallpaper-chenger.jpg
このように「壁紙」とやっても大丈夫です。

更新記録

  • 20180318 擬似透過についての記事作成。(tapaboy)

  • 20180318 萌え萌えmoebuntu(ブログ)で紹介されました(3月14日の記事)。TOYさん、いつもありがとうございます。(tapaboy)

  • 20180310 スタイルをちょっといじったので、修正。(tapaboy)

  • 20180309 スタイルをちょっといじったので、修正。(tapaboy)

  • 20180304 ウィンドウ(内部)の見栄えの記事作成。(tapaboy)

  • 20180228 壁紙の設定方法の記事作成。(tapaboy)
ネタ元は、Arch Linuxの記事からです。
Arch Linux では、自分で使うものは、ひとつひとつ自分で設定していかなければならないだけに、知識の集積もすごいですね。

  • 20180225 記事作成。(tapaboy)
はじめTrueOS用に作ったFluxBoxのスタイルがほかでも使えそうなので、独立した記事にしました。
なお、Star という OS を選んだのは、デフォルトで FluxBox を使っていることと、Debian 系なので多少はそちらの情報が使えるかと思ったからで、壁紙が先にあったわけではありません。

  • 最終更新:2018-03-18 19:03:50

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード